各委員会便り

令和2年8月号(学生実習対策委員会便り)

 日頃は、実務実習、早期体験学習などにご協力いただきありがとうございます。
 本年度の薬局実務実習は、新型コロナウイルスの影響で第1クールの途中から延期になり、第2クールはなんとか収まった間に、最後の8月8日までなんとか行われそうです。第1クールの延期になった分に関しては再度補講という形での対応となりますので、担当の先生方はどうぞよろしくお願いします。

 前年度より新コアカリキュラムになり、今年が2年目でありますので、だいぶ慣れてこられたと思います。学生を受け入れていただいた薬局の指導薬剤師ならびにスタッフの方々、ご苦労かと思いますが、最後まで責任を持って指導していただきたいと思います。

 今年度も早期体験学習の予定が組まれていますが、これも新型コロナウイルスの影響でどうなるかわかりません。長崎国際大学薬学部の1年生のモチベーションを上げるために協力して受け入れていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 今年度は新型コロナウイルスの影響で実務実習指導薬剤師になるためのワークショップが開催されていません。長崎県開催は2年に1度となっていますが、来年1月の開催は現状ではなんともいえません。開催されたら6年制薬学部卒業の若い薬剤師も規定を満たせば参加して、指導薬剤師になることができます。不明な点は佐世保市薬剤師会にお尋ねください。以上、よろしくお願いします。

 また、令和元年度第T・U期薬局実務実習受入薬局アンケートに関する集計結果について日薬のホームページに掲載されていますので、お知らせいたします。

・日本薬剤師会「薬学教育・実務実習」ページ:
https://www.nichiyaku.or.jp/activities/training/index.html

・アンケート集計結果:
https://www.nichiyaku.or.jp/assets/uploads/activities/20200703.pdf

令和2年7月号(院外処方箋コーナー運営委員会便り)

 新型コロナウイルスも少し緩和している状況ですが、まだ油断はできません。院外処方箋コーナーも病院様のご協力のもとに、飛沫感染防止のシートを設置するなどの対策を講じて、日々の業務を行っているところです。

 さて、医療機関から薬局へのFAX送付に関しては、新型コロナウイルス感染拡大を鑑みて、厚生労働所より「0410対応」が通知されました。この対応は、医療機関から患者が希望する薬局へ直接ファクシミリ等により処方箋情報を送付することとなっています。患者が薬局へFAXした場合は除外されます。また、患者は来局せずに、電話等で薬剤の届け先、送付方法などを確認して対応することとなっているので、患者が「0410対応」の記載がある処方箋を持参した場合や、医療機関から「0410対応」の記載がある処方箋が薬局にFAXされた後に患者が来局した場合は、備考欄への記載なし(すなわち、通常の処方箋)として取り扱う必要があり、備考欄は記載なしに変更しなければいけませんので、ご注意ください。詳細は、「新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取扱いについて」(令和2年4月10日事務連絡、厚生労働省医政局医事課/医薬・生活衛生局総務課)で示されている内容をご確認ください。また、4月21日付で、日本薬剤師会が本件に関する薬剤交付までの主な流れを、フローチャートで通知しているので、そちらもご参照ください。

令和2年6月号(社会保険委員会便り)

 今年度は診療報酬改定の年度でしたが、従来からの流れを受けて、“対物業務から対人業務”へと報酬体系を見直した改定であったと言えます。それは、内服薬の調剤料を引き下げた一方で、薬学管理料の加算項目が多く新設されたところに色濃く反映されています。例年であれば、県薬の社会保険講習会を開催して、会員の皆様に周知を図るところであり、今年も6月に開催する予定で進めておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して、延期することとなりました。ご了承ください。

 今回は、4月より新設された「服用薬剤調整支援料2」に関するQ&Aをご紹介します。

 問15) 重複投薬等の解消に係る提案を行い、服用薬剤調整支援料2を算定した後に、当該提案により2種類の薬剤が減少して服用薬剤調整支援料1の要件を満たした場合には、服用薬剤調整支援料1も算定できるか。
(答)算定できない。

 問16) 同一患者について、同一月内に複数の医療機関に対して重複投薬等の解消に係る提案を行った場合、
提案を行った医療機関ごとに服用薬剤調整支援料2を算定できるか。
(答)同一月内に複数の医療機関に対して提案を行った場合でも、同一患者について算定できるのは1回までである。

 問17) 医療機関Aに重複投薬等の解消に係る提案を行って服用薬剤調整支援料2を算定し、その翌月に医療機関Bに他の重複投薬等の解消に係る提案を行った場合、服用薬剤調整支援料2を算定できるか。
(答)服用薬剤調整支援料2の算定は患者ごとに3月に1回までであり、算定できない。

 問18) 保険薬局が重複投薬等の解消に係る提案を行ったものの状況に変更がなく、3月後に同一内容で再度提案を行った場合に服用薬剤調整支援料2を算定できるか。
(答)同一内容の場合は算定できない。

<R2.3.31厚生労働省通知 疑義解釈資料>より抜粋

令和2年5月号(休日・夜間・OTC対策委員会便り)

 平素は急病診療所勤務にご協力いただき誠に有り難う御座います。
先日から急病診療所の勤務状況についてご連絡をさせていただいています。現在は、ネットでの受診予約システムも停止されています。
事前に電話などで状況の聞き取りを行った上で、以下の項目に該当する「新型コロナウィルスに感染の疑いがある方」に関しては、基本的に「帰国者・接触者相談センター」で対応されています。

 ・風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方
 ・発症から14日以内に「流行地域(国内・海外)に渡航・居住していた方」
 ・発症から14日以内に「新型コロナウィルス感染者」や「流行地域(国内・海外)に渡航・居住していた方」
  と濃厚接触がある方

そのため、患者数は例年に比べるとかなり少ない状態です。平日準夜:4〜10名日祝日:20〜30名
感染・濃厚接触防止のため、防護ガウン、手袋、フェイスガード、マスクを着用して業務を行っています。発熱患者は、場合によっては自家用車内で待機してもらい、医師・看護師・薬剤師が駐車場に行き対応を行っています。現状は、おおむね安心して業務のできる状況と思われます。
 ただし、5月の連休中は、患者数は増える事が予想されます。2.5名体制を予定していますが、患者数によっては勤務時間が多少延長する恐れも有ります。
 今後共、変わらぬ勤務の御協力をいただきたいと考えていますが、上記の状況を踏まえ、勤務の協力が難しいと判断される先生は、ご面倒ですが薬剤師会事務局(電話:24−3833、FAX:24−3873)までご連絡下さい。
 また、新しく勤務に御協力いただける先生も、常時募集しています。ぜひ若さみなぎる先生方の参加を、心より熱望しています。
なお、勤務を組み直す際は多少時間が必要となりますので、ご連絡は、ゆとりのある期日でいただけると幸いです。
その他、ご不明の点などありましたら、下記担当までご連絡下さい。何卒ご理解ご協力の程宜しくお願い申し上げます。        

担 当:菊水堂薬局広田店・松永一仁 / 電話・FAX共通:38−9298(24時間通話可能)
メール:kikuhiro@jade.plala.or.jp

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