令和3年8月号
「東京オリンピック2020」が開会しました。このご挨拶が届く頃には、日本選手の活躍も報じられていることでしょう。安心安全を実行しながら順調に行われていることを希望します。薬剤師の仲間もオリンピックのどこかで活躍しているはずですが、なかなか具体的には見えてきません。ネットで調べても「選手村総合診療所での薬剤業務に従事する薬剤師の募集を依頼」する文書だけですが、語学も堪能な薬剤師が活躍していることを願います。
話は変わりますが、市薬剤師会は歯科医師会を中心とする多職種連携協議会の一つである「くちから食べる楽しみを支援する協議会」のメンバーです。この度、「お口のチェックシート」を作成し服薬指導に役立てて頂きたく、市薬ホームページに掲載しています。これは簡単に口腔内をチェック出来るツールです。私達の服薬指導中にも気づきを与えてくれると考えます。そして、歯科受診に繋がることを願います。どうぞご活用下さい。
令和3年7月号
6月26日(土)Webにて「日本薬剤師会第98回定時総会」に出席しました。その時の日本薬剤師会山本会長のご挨拶を要約してお伝えいたします。
昨年来、日薬も都道県薬剤師会、地域薬剤師会も会議の持ち方がこれ迄とは大きく異なり戸惑いを感じておられると思う。
ワクチン接種については接種場所での予診票の確認や接種後の経過観察、ワクチンの調整に協力頂き感謝する。
薬剤師業務に関しては、「規制改革推進会議」において、唐突に「調剤業務の外注や薬剤師の配置基準」の見直しを企図したヒヤリングが行われた。効率化のために薬剤師の本質業務である調剤行為を外注するといった誤った議論の方向に進まないよう関係方面に働きかけて行く。一方これまで通り、時代の要請に的確に対応できるよう、業務の見直しや改善に不断の努力を傾注する所存である。
その他、後発医薬品使用促進への努力を一瞬にして灰塵に帰すような製薬企業の不祥事に対し信頼回復に向けて企業体質改善を求める。スイッチ化が議論されている「緊急避妊薬」については、易きに流れる事なく社会要請に配慮して誤らぬよう対応する。令和4年診療報酬改定議論では後発医薬品使用促進・OTC類似薬の給付の保険給付の範囲の見直し等がある。一方「再使用可能処方箋の導入」について「骨太方針」原案に記載された。
「アフターコロナ」を想定し、超高齢社会を見据え「薬剤師の明るい未来構築」向けて皆無に取り組む所存である。
以上、報告です。
令和3年6月号
新聞のコラムからの引用です。『受験生の頃、頭を悩ませた英語の前置詞の「for」と「to」の違い。どちらも「方向」を示すが、toは対象への到達点も含む。当時のテキストのイラストではtoからの矢印は離れた円にピタリと届いていた。一方、forから延びる矢は円の手前で止まってしまっている。双方の前置詞とも、後ろに人や地名が添えられることが多いが、ニュアンスはかなり違ってくるわけだ。・・・。』
5月26日(水)から佐世保市のワクチン集団接種が始まり、有志の先生方にお手伝い頂いています。この「市薬だより」が読まれる頃には、私達の思いがワクチンとして市民の方々に届きだしている事でしょう。9月26日までの長丁場です。これからもどうぞお手伝いの程宜しくお願い致します。
先月号に「京都大学によるCOVID-19に関する薬剤師への調査」を掲載しました。6月も受け付けていますのでご協力の程、併せて宜しくお願い致します。
令和3年5月号
この「市薬だより」が皆様に届く頃には「医療従事者のワクチン接種」の予定がたっている事を願いますが、市民への集団接種が5月26日より始まります。薬剤師会には佐世保市より集団接種会場での「予診票確認」の依頼を頂いています。一会場2名の要請で、開催日時は水・木曜:午後3時間、土・日曜:午前3時間、午後3時間の6コマを5会場と一週間にお手伝い頂く薬剤師はのべ60名と大きな要請となっています。資料は各会員に郵送いたします。説明会はWEBで5月7日(金)19時30分から約30分間、説明いたします。 なお視聴者数に上限がある為、この説明会を録画して5月8日(土)に市薬ホームページで閲覧できるようにしますので、ご確認お願いします。
皆さん様々な事情がおありになると存じますが、どうかご協力頂きたい。
いよいよ、コロナ対策が動き出します。薬剤師の動向も注目されるはずです。「ご自身やご家族の健康が第一」は変わりません。出来る限りのご協力、宜しくお願いいたします。
また、長崎県薬務行政室から「長崎県新型コロナウイルス感染症対策薬局強化事業支援金に関する指定薬局の申請方法について」のご案内が来ているかと存じます。締め切りが5月31日となってはいますが、薬務行政室は急いでいるようです。なるべく早くご提出をお願い致します。詳細は長崎県のホームページ「長崎県薬務行政室」をご覧ください。「新型コロナウイルス感染症について」からアクセス出来ます。
そして、この「市薬だより」には京都大学による「COVID-19に関する薬剤師への調査」依頼を掲載しております。聴くところによると注目の調査の様です。これも一件でも多くのご参加を希望いたします。