薬剤師とは

薬剤師の仕事とは

薬剤師の中心となる仕事は調剤ですが、医師の処方箋どおりに調剤するだけではありません。
処方された薬に関する副作用や、併用している薬との相互作用などについて、患者の体質などの記 録を作成・照合して疑問点を処方医と相談したり、個々の患者に合わせた服薬指導を行っています。
病院勤務薬剤師の場合、薬剤部門の調剤業務だけでなく、患者に直接使用している薬の服薬指導や、注射薬の管理などの臨床指導も行います。
町の薬局では、調剤業務に加えて、寝たきり老人などの在宅患者の家を訪問して、服薬指導などを行う在宅医療業務も増えています。
製薬企業で働く薬剤師は、新しい薬を開発するための実験をしたり、製造された薬の有効性や安全性を確保するための試験を行っています。
国や都道府県の職員として、薬事関係の許認可や水質検査業務に従事したり、薬品や有害物質の検査や、分析を行っている薬剤師もいます。
学校には学校保健法によって学校薬剤師が任命されており、飲料水やプールの水などの衛生環境の調査、測定や改善指導を担当しています。

薬剤師になるためには

大学(短大を除く)で薬学の正規の課程を修了する

薬剤師国家試験に合格する

申請により薬剤師名簿に登録され、薬剤師免許を取得する

薬剤師となる

薬剤師国家試験について

☆受験資格
大学(短大を除く)において、薬学の正規の課程を修め卒業した者など

☆試験内容
@基礎薬学 A医療薬学 B衛生薬学 C薬学関係法規および薬事関係制度

☆難易度
合格率は約70%でかなり難しい

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